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「ユーパロのミチ」

あなたのふるさとはどこですか?

夕張と聞いて何を思い浮かべますか?

 

メロン?炭鉱?財政破綻したまち?高齢化?

世界一高齢者の多い市として知られている夕張。炭鉱で栄えていた夕張のピーク時の人口は約12万人でした。人々は炭鉱での危険な仕事に汗を流し、その石炭のエネルギーは日本の経済成長を支えました。その後のエネルギー転換、また1981年に起こった爆発事故を機に炭鉱は閉山。観光産業へ移行した後に財政破綻し、現在の夕張の人口は10分の1以下の8千人台にまで減少しました。

国内の半数の自治体が消滅の可能性

日本では2040年までに全体の半数にあたる896の自治体が「消滅可能都市」になると推定されています。夕張は今後の日本の地方自治体を映し出す鏡かもしれません。夕張を記録することで、これからの日本が直面する問題や、変わりゆく中で大切にすべきことのヒントが見えてくるでしょう。

「どれがうちの父さんか全然わからない」炭鉱に夫を迎えに行ってもみんな真っ黒で誰が誰だかわからなかったと笑うお母さん。炭鉱夫達は仕事後に炭鉱浴場に一日の汗を流しに行きました。その為、炭鉱住宅には浴室はなく、家族も公衆浴場へ通っていました。

夕張では公衆浴場は市民の憩いの場でしたが、東京より広い夕張で老朽化した炭鉱住宅を取り壊し、住民集約のために建てられたコンパクトシティ住宅への移住計画が取り入れられ、公衆浴場には以前のような活気はありません。寒い雪道の中、浴場に通わなくて済むと喜ぶ声もあれば、近所の住民と顔を合わせるコミュニティの場が失われてしまったと残念がる声もあります。

本当の人の繋がりとは何か夕張の人々が私たちに語りかけます。

​予告編

 

登場人物

 

作品概要

夕張の母 実千代さん

「夕張の母」と呼ばれる実千代さん。どんなに夕張が移り変わろうと、ハサミ一本で人々の髪を切り続け50年。ずっと変わらず昔から親しまれてる実千代さんのヘアサロンには幼稚園生で初めて散髪に来てから、夕張を離れても散髪のために帰省するお客さんもいるほど。

実千代さんの食卓には常に人が集まり、その中でも人気なのはカレーライス。夕張映画祭では訪れた有名人も彼女の手料理を求めてやってくる。「女も自立しないと!」と仕事に励む実千代さんは、70歳手前にしてオフタイムにはボクシングやヨガと大忙し。周りにいる人も明るく元気にしてしまうエネルギーと、一緒にいると空腹では帰してもらえない、そんな夕張のお母さん。

元炭鉱夫 上山さん

元炭鉱夫。炭鉱では先陣切って穴を掘る最も危険なチームの一つ「掘進」として働いていた。過去に2度の大きな炭鉱事故を経験し、親友や野球仲間を失う。コンパクトシティ化を受けて長年住んだ炭鉱住宅を引っ越すことになっても、引っ越し代を浮かせるために自分で建てた倉庫を壊したり、趣味のパークゴルフは欠かさず練習したりとアクティブ。一見シャイだけど、一口お酒を飲むと独自のジョークを繰り広げる上山さん。

自然遊びの天才 ハルマくん

出会った時は3年生だったハルマ君は今年中学生になる。5人兄弟の長男で夕張の山々は彼の庭のよう。ハルマ君のおばあちゃん咲子さんは、夕張市営浴場でボイラー技師として働いている。人々が集うコミュニティの中心だった浴場をボイラー室から今も大切に暖めている咲子さんを見てきたハルマ君は浴場の後を継ぎたいという。自然豊かな夕張でどんどん育っていくハルマ君。彼の姿は、夕張で成長すること、そして大人になるにつれて故郷とどう向き合うかを教えてくれる。

(前夕張市長)鈴木直道さん

埼玉県出身で東京都庁から夕張に派遣され、夕張の人々や生活に触れたことをきっかけに、夕張再建を掲げ市長選に出馬し30歳で当時全国最年少(当時)になる。「日本一給料の低い市長」とも呼ばれ、夕張市再建のためにコンパクトシティ化、財政再生計画を進めた。夕張に引っ越したばかりの派遣時代に道端で実千代さんに声をかけられてから知り合いになり、すっかり実千代さんカレーファンの一人に。2019年2月末に任期を終え10年間住んだ夕張を後にした。

スタッフ

 
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伊藤詩織

監督

フリーランスとしてBBC、アルジャジーラ、エコノミストなど、主に海外メディアで映像ニュースやドキュメンタリーを発信している。国際的メディアコンクールNew York Festivals 2018では制作したドキュメンタリー『Lonely Death』(CNA)と『Racing in Cocaine Valley』(Al Jazeera)が2部門で銀賞を受賞。性暴力被害についてのノンフィクション『Black Box』(文藝春秋社)は第7回自由報道協会賞大賞を受賞し、4ヶ国語で翻訳される。

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HANNA AQVILIN

プロデューサー

ロンドン在住。スウェーデン出身のジャーナリスト。「Fay Presto: Queen of Close-up」が英国アカデミー賞公認の映画祭で上映、NYC Downtown Short Film Festivalで受賞する。プロデューサーとして、BBCとアルジャジーラで作品を制作。BBCで放送された『Japan’s Secret Shame』を企画、True Visionと制作する。 https://www.aqvilin.com

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​岡村裕太

​撮影・アソシエイトプロデューサー

ロサンゼルス在住。フリーランスとして映画、CM、ミュージックビデオを監督、撮影、編集をする。「The Lost Samurai」と「Waking Up」がHatch Film Festivalで最優秀作品賞を受賞。Asian on Film Festivalでは作品賞と監督賞を受賞。編集した長編ドキュメンタリー「Resistance is Life」は11の国際映画祭で作品賞と観客賞を受賞。 http://www.yutaokamura.com

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LIM MEGUMI

撮影・音響

北京在住。シンガポール出身のフリーランスジャーナリスト。2018年までロイター通信東京支局で映像記者として勤め、日本の震災興や高齢化をテーマにニュース映像を製作。現在サウスチャイナ・モーニング・ポストで映像を発信している。 www.megumil.com

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篠田英美 

写真

写真家。慶應義塾大学卒業。 メキシコ、アメリカで暮らし、日本との時差を意識した経験から、地球や宇宙に思いを馳せる作品多数。朝日新聞社、時事通信社、週刊誌「AERA」(朝日新聞出版)の「現代の肖像」等にて、文化人ポートレートを担当。

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構成

ロンドン在住。アジア太平洋地域のドキュメンタリーを主に制作。アルジャジーラ、CNBC、Vice、Channel News Asiaで作品を発信している。

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APO W. BAZIDI

サポーター

サンフランシスコ在住。南カリフォルニア大学(USC)映画制作学科卒業。社会問題と国際文化に関する作品を主に手がける。トルコの難民キャンプで暮らすクルド人少女についての長編ドキュメンタリー「Resistance is Life」を監督し、San Fancisco Documentary FestivalとSan Diego Film Festivalを含む、数々の国際映画祭で作品賞と観客賞を受賞。

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